『十三月(じゅうさんがつ)』とは、ここ小谷村の中谷・北小谷地区において災厄除けとして行われていた小正月行事。
十三月と書いた胡桃の木の札を軒先につけておくと「お正月だから何かいいものがあるかも」とやってきた鬼が「まだ1月じゃないのか。来るのが早かったようだ」と帰っていくといわれる風習から名づけました。また、十三月という実際の暦には在りえない言葉を「希有なものごと」ととらえ、都市生活では体験しがたい里山暮らしの魅力を発信する場所として、また地域の皆様には憩いの空間として親しまれるような店を育てていきたいと願っています